近年、健康志向やスポーツへの関心が高まりと共に、パーソナルトレーナーという職業をよく耳にします。
実際に、スポーツ関連の求人・転職サイトでも、パーソナルトレーナー募集という求人をよく見かけますね。
ただ、本当に未経験者でもパーソナルトレーナーになれるのか、不安に思う方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、未経験からパーソナルトレーナーに挑戦したい人の疑問に答えるために、パーソナルトレーナーとして求められることを解説します！
パーソナルトレーナーには未経験者でもなれる？
パーソナルトレーナーは、「国家試験などに合格しないとなれない」といった職業ではありません。つまり、誰でもパーソナルトレーナーになることができるのです。
とはいっても、パーソナルトレーナーとして活躍するために最低限必要な知識や実績があります。
最低限持っておくべき知識・スキルは、トレーニング・栄養学・生理学・解剖学に関する知識と指導をするスキルです。
パーソナルトレーナーはクライアントの身体を管理する責任あるお仕事です。プロとして報酬を受け取る以上は、自分の知識や技術レベルを常に高めておく必要があるでしょう。
プロのパーソナルトレーナーとして稼ぐのは結構難しい
パーソナルトレーナーは誰でも名乗れる分、残念ながら、トレーニングの質が低いトレーナーが多いのも事実です。
人気のカリスマパーソナルトレーナーもいれば、名乗っているだけのパーソナルトレーナーがいます。当然、収益も人によってピンキリの状態です。
常にクライアントからの依頼を受け続けなければ、仕事としては成り立ちません。
そのため、「生活するための仕事」と捉えると、パーソナルトレーナーは決して簡単な職種ではなく、離職率が高い職種ともいえるでしょう。
「自分ができる」と「人に指導できる」は別
パーソナルトレーナーを志す方のなかには、自分がトレーニングを楽しんでいることもあり「好きなことを仕事にしたい」と考えている方も多いことでしょう。
しかし、日本語が話せるのと、日本語を外国人に体系的に教えることは全く異なるものです。
それと同様に、パーソナルトレーナーはトレーニング初心者に対してわかりやすく教える力が不可欠です。
自分では理解していても、お客様が理解できなければトレーニング指導はできません。また、さまざまな目的を持つクライアントに合わせた柔軟な指導も大切です。
そのために知識や教授法を学ぶ必要があるのです。
プロのパーソナルトレーナーになるには何が必要？
パーソナルトレーナーとなるには、やはり「経験」を積むことが重要になります。
初心者であれば、できるだけベテランに教えてほしいと思うのは当然ですよね。
経験を積むうえで有効なのが、「パーソナルトレーナーの養成学校に通う」という選択肢です。
養成学校では経験豊富なトレーナーから、プロとして必要な基礎知識を学び、トレーナーとしての技量を向上させることが可能になります。
まとめ
・未経験でもパーソナルトレーナーになれる
・トレーニング指導をする上では、最低限の知識・スキルが必要になる
・自分ができると、お客様にわかりやすく伝えれるかは別の話
・経験が積みたいなら養成学校に通うという手もある
パーソナルトレーナーは、お客様の目標達成ためにお客様の人生の一部に関わることができる、やりがいのあるすばらしい職業です。
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